2014年3月6日木曜日

コンクリートテストハンマーN型

3月になりました。
徐々に暖かい日が増えて過ごしやすくなってきましたね。
しかし私の天敵花粉も飛び始めました。
一難去ってまた一難とはまさにこのことですね。
みなさんも花粉には気をつけて下さい。

さて本日はコンクリートテストハンマーをご紹介させていただきます。
コンクリートテストハンマーとはコンクリートの圧縮強度を測定する試験機です。
特徴としては
・構造物に損傷を与えずに測定が行える非破壊検査手法である。
・機械自体も軽量であり、測定が簡便・容易に行える。
・多数の測定を容易に行えるので、強度分布の測定が可能である。
機械に内蔵されているハンマーが、バネの力でコンクリート表面を打撃し、返ってきた衝撃を計ることでコンクリートの強度を測定します。

コンクリートの診断とは
・1次診断
主として目視により、ひび割れや仕上げ剤やコンクリートの浮きや剥離、表面状態、漏水の痕跡があるかなどを観察する。
・2次診断
非破壊試験機を中心とした調査を行う。
・3次診断
もっと詳細に調べるために化学分析等を含めた破壊試験を行う。
この2次診断における非破壊検査においてコンクリートの圧縮強度の検査について、日本建築学会・土木学会・官公庁などの認定機であるコンクリートテストハンマーが用いられます。
弊社では、簡易的に測定が行えるコンクリートテストハンマーN型とN型にはない記録が行えるNR型の2種類をレンタル機としてご用意しております。



こちらがN型のコンクリートテストハンマーです。

次回は記録が行えるコンクリートテストハンマーNR型についてご紹介致します。

田出