2008年11月18日火曜日
透視度計
今日は透視度計を紹介します。
透視度計は液体の透視度(透き通りの度合)を見るものです。
使い方は、透視度計に濁水を入れて、上からのぞきながら下方のピンチコックを開き、少しずつ水を抜いていって、底の2重十字が見えた時の水の高さ(cm)が透視度になります。
水が濁っている程、透視度は小さくなります。
透視度は透視度計さえあればどこでも短時間のうちに測定できるという利点がありますが、測定範囲が狭く、人によって誤差が大きくなるという短所があります。
湖沼では、濁りの観測に透明度板というものを利用するのですが、河川や浅い水域では透明度板が使用できない為、水の濁りの度合を透視度計によって測定します。
目盛の見方、理科の授業を思い出しますね。
テストに出た覚えがあります。
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測定を行う場所の明るさや測定する水の色でも誤差が出やすいみたいです。
ところで、透視度と透明度は同じ意味なんですかね?
透視度は河川や湖沼の水や排水において利用されるもので、透明度は海など水深がある場所の計測時に利用されるようです。
透視度計の使い方、よく分かりました。
勉強になりました。
この、透視度計を現場の皆さんは何の目的で使用しているのでしょうか?
使用目的が何なのか僕も気になったので、調べてみました。
すると、工業・農業排水の透視度監視や、工事現場での濁水処理水の放流監視・放流水の水質変化の監視などが多かったです。
ほかにも、小学校の授業で川の汚れを調べる授業姿など、微笑ましいものもありました。
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