本日にて、2008年の営業を終了させていただきます。
今年皆様にお大変世話になった事御礼申し上げます、ありがとうございました。
また来年も宜しくお願い致します。
2009年、年明けは1月5日より通常営業とさせて頂きます。
2008年12月22日月曜日
漏水探知機
漏水探知機を紹介します。
これは路面音聴というタイプの調査方法の時に使用する機械です。
・水道管が埋設されている地上面に対して、調査機器をあてがい、漏水箇所から地上へ到達する「漏水音」について調査員の聴覚により判定します。
・漏水音
漏水に伴い物質間の摩擦等から派生する可聴音を意味します。
ピンポールから漏水している「サッサー・・」という耳の遠くなる様な音、大口径管なら「ドー」と路面全体に広がりすぎる音など多様で、その他に流水音・水勢音・衝撃音等があります(100~2000Hz程度)
・最大感度点
漏水音が最も高く検出された位置を意味します。
土中において障害がなければ最大感度点を漏水位置直上と判断出来ますが、実際の現場では、干渉要因を分析しながら精細な判断のもと漏水位置を求めます。
交通量の多い道路沿いの家や電車の通っている近くの家、あとは工場など機械が稼働していると音が拾えないようです。
漏水箇所を特定するにはある程度の経験を積まなければいけないんでしょうね。
とっても難しそうです。
ノギス
今回はノギスを紹介します。
ノギスとは長さを測定する道具の一種なのですが、従来は機械的に測定するノギスが使用されていましたが、現在ではデジタルのものが主流です。
ノギスは英語ではVernier Callipers(バーニヤ カリパス)といいます。
バーニヤとは「副尺」の意味で、カリパスとはコンパス型の計測器のことをいいます。
バーニヤはフランス人のP.Vernier(ピエール・ヴェルニエ)によって1631年に発明され、発明者の名を取って「バーニヤ」と名付けられたという説があります。
これがドイツに渡り、ドイツ語のNonius(ノニス=ドイツ語の副尺)となり、その後ドイツから日本に輸入されたため、「ノニス」と呼ぶようになり、言いにくさから訛って「ノギス」となったようです。
バーニヤの細かい目盛と、スケール(本尺)の荒い目盛を組み合わせ、その目盛の差でノギスは小さな数値を読み取ることができます。
これをバーニヤ読みと言います。
デジタル式のノギスの場合は数字で表示されるので、いちいちバーニヤ読みで読まなくてもすぐにわかってしまうのでとっても便利ですね。
2008年12月19日金曜日
コンクリート強度試験用供試体型枠
2008年12月15日月曜日
放射温度計
今回は放射温度計を紹介します。
この温度計は物体が放射している赤外線(放射エネルギー)を測定することによって温度を測ります。
手のひらをほおに近づけると温かく感じますが、これは人間の手のひらから出ている赤外線を皮膚が感知しているためです。
測定が高速に行えることと、非接触で測定可能な点が特徴です。
通常、熱伝導方式の温度計の場合は、測定対象と温度計とが同じ温度になる必要があるのですが、放射温度計の場合は物体から放射される赤外線や可視強度を測定して物体の温度を測定するので、測定が短時間で行えます。
測定原理としては、まず光をレンズで集め、レンズの奥にあるディテクタという高感度素子上に焦点を結びます。
このエネルギーは増幅された後、内部回路に伝えられ、温度値に換算後出力されます。
ですが、やはり精度の面では接触型の温度計の方がいいようですね。
2008年12月12日金曜日
2008年12月11日木曜日
2008年12月9日火曜日
クラックスケール
クラックスケールを紹介します。
壁などにできたコンクリートクラック寸法を計測するものです。
・0.2mm未満 特に支障が生じないレベル
・0.2mm 漏水を許せない箇所の許容レベル
・0.3mm以上 一般部で何らかの対応が必要なレベル
・0.5mm以上 構造的な支障が出るレベル
クラックスケールをクラックにあわせて幅を確認します。
だいたいクラックスケールと併用して、クラックテスターと呼ばれるもので深さも測るようです。
・ クラックテスターの使用方法
ワイヤー部分をホルダーに入れて、クラックにワイヤーを差し込んで止まった時点でネジを締めてワイヤーを固定させます。
そのワイヤーをクラックスケールにあてて深さを測ります。
pH計
今回はpH計を紹介します。
まず、pHとは水素イオン指数又は、水素イオン濃度指数を表わす記号のことです。
何の略かというと、「potential Hydrogen」、「power of Hydrogen」、あとラテン語の「pounds Hydrogenii」という3種類のものがあるらしいのですが、一般的には「potential Hydrogen」のようです。
pH=7の場合は中性で、pHが小さくなればなるほど酸性が強く、大きくなればなるほどアルカリ性が強いです。
【水質基準で定められている値】
・水道水質基準 5.8~8.5
・快適水質項目 目標値7.5程度
・水質環境基準 河川/6.5~8.5、湖沼/6.5~8.5、海域/7.8~8.3
・排水基準(水質汚濁防止法) 海域以外/5.8~8.6、海域/5.0~9.0
・下水道への排除基準(下水道法) 5.0~9.0
【測定対象物】
①上下水道施設 上下下水処理場、工場排水、河川、海などの水質測定
②分析化学 中和滴定時
③医学関係 血液などの体液測定
④農業関係 土壌分析、果実の酸度測定
⑤発酵分野(食品関係) 醤油、味噌、製薬など、発酵生産物の効率的な収量増大の条件把握。
理科の実験で使ったリトマス紙を思い出しますね。
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