2008年12月22日月曜日

漏水探知機



漏水探知機を紹介します。

これは路面音聴というタイプの調査方法の時に使用する機械です。

・水道管が埋設されている地上面に対して、調査機器をあてがい、漏水箇所から地上へ到達する「漏水音」について調査員の聴覚により判定します。

・漏水音
漏水に伴い物質間の摩擦等から派生する可聴音を意味します。
ピンポールから漏水している「サッサー・・」という耳の遠くなる様な音、大口径管なら「ドー」と路面全体に広がりすぎる音など多様で、その他に流水音・水勢音・衝撃音等があります(100~2000Hz程度)

・最大感度点
漏水音が最も高く検出された位置を意味します。
土中において障害がなければ最大感度点を漏水位置直上と判断出来ますが、実際の現場では、干渉要因を分析しながら精細な判断のもと漏水位置を求めます。


交通量の多い道路沿いの家や電車の通っている近くの家、あとは工場など機械が稼働していると音が拾えないようです。
漏水箇所を特定するにはある程度の経験を積まなければいけないんでしょうね。
とっても難しそうです。

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