2008年12月22日月曜日
ノギス
今回はノギスを紹介します。
ノギスとは長さを測定する道具の一種なのですが、従来は機械的に測定するノギスが使用されていましたが、現在ではデジタルのものが主流です。
ノギスは英語ではVernier Callipers(バーニヤ カリパス)といいます。
バーニヤとは「副尺」の意味で、カリパスとはコンパス型の計測器のことをいいます。
バーニヤはフランス人のP.Vernier(ピエール・ヴェルニエ)によって1631年に発明され、発明者の名を取って「バーニヤ」と名付けられたという説があります。
これがドイツに渡り、ドイツ語のNonius(ノニス=ドイツ語の副尺)となり、その後ドイツから日本に輸入されたため、「ノニス」と呼ぶようになり、言いにくさから訛って「ノギス」となったようです。
バーニヤの細かい目盛と、スケール(本尺)の荒い目盛を組み合わせ、その目盛の差でノギスは小さな数値を読み取ることができます。
これをバーニヤ読みと言います。
デジタル式のノギスの場合は数字で表示されるので、いちいちバーニヤ読みで読まなくてもすぐにわかってしまうのでとっても便利ですね。
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2 件のコメント:
そういえば・・・
うちの実家にはノギスがあって、よく小さい頃に目の幅とか小鼻の大きさとか口の幅とかを兄弟で計って競い合っていましたが、そんな使い方も あると思います。
今でも犬の鼻の長さを計ったりするのに欲しいなぁ。。。と思ったりします。
私もよくノギスを使います。
ノギスは、外径・内径・穴の深さ・段差を計れる便利ものです。
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