2008年9月30日火曜日

コンクリート・モルタル水分計


今日はコンクリート・モルタル水分計(HI-520)を紹介します。

人工軽量骨材コンクリート、石膏ボード、モルタル、コンクリート、ALCなどの水分を測れます。
本体と検出部を一体化したハンディタイプの高周波水分計で、測定物に押しあてるだけで水分をデジタル表示し、アラーム機能やホールド機能、自動温度補正機能も備わっています。
コンクリート建材製造業、防水工事業、塗装業などの建設・土木業界での水分管理用機器として広く利用されています。

これは高周波容量式の水分計で、モルタル、コンクリートの水分による誘電率(高周波容量)の変化を検出して水分を測定します。
各種材料の誘電率は、空気を1とした場合に10以下です。
一方水の誘電率は80で各材料のそれに比べて大変大きな値です。
したがって、各種材料に水分を含むと、見掛け上の誘電率が増加します。
そこで、あらかじめ水分と誘電率の関係を求めておけば、誘電率を測定することによって水分を知ることができます。
この原理を応用して、水分値を直接デジタル表示させています。
実際には、誘電率に代わる高周波容量変化をとらえ、これを周波数に変換して水分を表示させています。

○o. 測れる水分量 .o○
人工軽量骨材コンクリート ・・・ 0 ~ 23%
石膏ボード ・・・ 0 ~ 50%
モルタル ・・・ 0 ~ 15%
コンクリート ・・・ 0 ~ 12%
ALC ・・・ 0 ~ 100%

測れる厚さは10~40mm(4cm)で、温度は自動だと0~40℃、手動だと0~70℃です。
D.MODEを使えばこの5種類以外の特殊な材料の水分測定もできるようです。

2008年9月29日月曜日

ダイアゴナルアイピース


今日はアイピースを紹介します。
ちらちらと登場してはいたのですが、今回はまとめて紹介します。

アイピースといっても、機械によって少しずつ違っていたりして、様々な種類のものがあるんですね。
左の端のものが一番古いタイプです。
DE4といって、TM20Aという光学式の機械につけるものです。
その隣の2つがDE10で、TM20ESとTM20HS用です。
これはマイクロメーター用と望遠鏡用の2つのアイピースがあります。
この2種類はなかなか見る機会がないのではないでしょうか?

一番大きいのがレベル用のアイピースです。
あとはおなじみな形のものですね。

真上や真下を見るときや、機械の後ろに回れない狭い場所での測量時にとても便利です。

2008年9月25日木曜日

プリズム





プリズムはトータルステーションの回でも紹介しましたが、いろんな種類があるのでまとめて紹介します。

まず一番上の写真が3素子のプリズムです。
これは1素子のプリズムが三個ついているもので、とても強いです。
計る機械にもよりますが、だいたい1.3m~5km、天候が良ければ6kmくらいまで測れるようです。
5、6kmも先においたプリズムって目で位置の確認ってできるのでしょうか?

その下の写真が1素子のプリズムです。
これは1.3km~4km、天候が良ければ5kmくらい測れるようです。
3素子よりも測れる距離が1km程短いんですね。

測高スライドポールは頭に1素子のプリズムがついているのですが、普通の1素子のプリズムよりも機動力に優れています。
普通のものは三脚で設置をするのですが、これはスタンドなので移動させて設置しなおすのも楽です。
気泡管も付いているので、きちんと水平も出せます。

これらのプリズムにはプリズムスペーサーというプリズム定数を変えるものがついていて、それによってプリズム定数を0にしています。
ちなみに0のプリズムスペーサーを付けないと、プリズム定数は-40mmです。


最後の写真がおなじみのPQ15と四角い方がOR1PAです。
PQ15はポールに取り付けて、スライドさせて使用できるのでとても便利です。
OR1PAはプリズム本体に棒をねじ込んで使用するので、長さを変えたいときには大小ある棒の組み合わせで変えなければいけません。
あとプリズム定数が-30mmということにも注意です。

2008年9月24日水曜日

平板測量器



今日は平板測量器を紹介します。

これは現場で実際に測量しながら現場の状況を図上にその場で写し取ることができる便利な測量道具です。
慣れれば作業もスピーディーに行え、書いた図面にもいろいろな情報を書き添えることができてとても便利です。
また図面を測板上にセットし、図上の位置を現場に設定することもできます。

測量の現場ではもちろんのこと、建築・建設現場、その他いろいろな調査業務などに使用されています。
現場の図面を簡単に作成できますが、熟練すれば精度良く正確に作成することも可能です。

用途としては、地形図作成、平面図作成、各種現況調査、遺跡調査、日影図作成、アンテナ設置やソーラーパネル設置などで利用されています。
最近では地形図測量には空中写真測量が広く用いられていますが、現在でも写真では判読できない細部の測量や確認などは平板測量で補っています。

2008年9月22日月曜日

MONMOS(NET2000/NET2B)



今日はMONMOSを紹介します。
Mono Mobile 3D Stationの略でMONMOSのようです。
これは大型構造物の寸法形状計測をする機械です。
船舶や橋梁、ダムやトンネルなどで使用されます。
トータルステーションとはまた違ったもので、3Dステーションというものです。

三次元座標系が採用されていて、三次元の座標で測定します。
絶対座標系の考え方とは根本的に異なるソキア独自の座標設定方式を採用していて、測定に当たって特別な準備は必要なく、測点を観測しやすい場所に機械を自由に設置し、測点に反射ターゲットを貼り、任意の2点を測定するだけで三次元座標系が設定されます。
このため基線や基準点は一切必要ありません。
また構造物を一箇所から測定できない場合でも機械を移動して、移動前に測定した2点を測定するだけで元の座標系が再現され、同一座標系内で構造物全体の測定が行えます。

ガラス製のプリズムではなく、反射シートのターゲットを使用するので使い捨てでき便利です。


使用例をあげると、船舶、航空機、鉄道車両、自動車の製造・修理、トンネル工事(NATM工法)における内空変位、天端沈下測定、鉄骨部材の製造管理、橋梁・鉄塔・高層ビルなど鉄骨建造物の建方管理や変位測定などなどです。

2008年9月19日金曜日

レベル/トランアーム、短脚(ミニ三脚)



今日はレベル/トランアームとミニ三脚を紹介します。

レベルとトランアームは通常の三脚が設置できない場所などに設置したい場合に使用します。
角材やポールに取り付けられるので、とても便利です。
足場の上などでは三脚を設置することができないので、足場に設置して使用することもできるようです。
ただし、足場はかなり揺れるものなので正確な測定はできませんが、ある程度は大丈夫なようです。(横には揺れるけど、縦にはあまり揺れないようなので)
定芯桿に求心用の穴も開いています。


ミニ三脚はトンネル工事や上下水道工事等、狭い場所で役に立ちます!
最大で75.5cmなので、小さくてとてもかわいらしいですよ。

2008年9月18日木曜日

OM5


今日はOM5を紹介します。
これはレベル(B21、B20)のオプションです。
OM5を使用すれば望遠鏡視野内のくさび形十字線とオプションのマイクロメータを使って、高低差を0.1mmまで測定することができます。
水準測量の精度を一層高めることができます。

実際に使ってみたのですが、まず目盛りを"0"に合わせ、ダイアルを反時計回りにし、十字線をスタッフに合わせその時のマイクロ値(たとえば5.5mm)をスタッフ値に読み足してあげます(172cm+5.5mm)。
自分の目で0.1mmまで測量できるなんて、ちょっと感動しました!
こんな仕組みを作った人はほんとすごいですね。