2008年7月18日金曜日
トータルステーションの続き
今日はSET5FS、SET5WS、SET5WRS、SET310Sです。
昨日のものよりも新しい型です。
特にSET310Sは最近のものです。
5WSは完全防水としてSOKKIAからは出されていますが、精密機械なのでやはり水には弱いです。
雨の中での作業もできますが、作業を終えてケースにしまう際、周りについている水滴をふき取らずにしまってしまったり、雨の中ケースを開きっぱなしにして置いておき、ケースに水が入ってしまっている場合などは、密閉性の高いケースですので湿気が逃げず、その湿気によってレンズが曇ってしまったり、腐食してしまったりする場合があります。
完全防水と言われていても、実際には完全ではなく、決められている基準があるようです。
5WRSは5WSのレンタル用として作られたもので、現在ではあまり見かけません。
5WSはディスプレイが両面についていますが、5WRSは片面のみにすることにより、5WSよりも低価格で提供できるようになっています。
灰色と水色というとても目立つ配色なのですぐにわかりますよ。
SET310Sは緑色の機械で、反射シートが使用できます。
反射シートはプリズムの変わりに使用するもので、例えばプリズムを設置できない場所、壁などに貼り付けて使用します。
計測したい距離によってシールの大きさを変えます。
とても便利なシールですね。
ただ一回の使い切りなので、貼り間違えには注意です!
SET310Sにはリモコンもついているので、リモコンでも操作することができます。
そしてバッテリーがニカドからリチウムに変わったので、充電したい時に充電することが可能です。
ただし、リチウムは自然放電してしまう為に使わなくても減ってしまうので、使用する際はきちんとフル充電してから使用しましょう!
気泡管が図でディスプレイに表示されたり、とっても頭のいい機械です。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
7 件のコメント:
反射シートは便利ですね。
同じような機械でトプコンがありますが、あそこは小さいのは小ミラーしか使えないので、狭い所などでは大変苦労しました。
反射シートはソキアの魅力の一つですね。
光波の測量は、
道路などで向こう側にミラーを持った人がいて測量している姿しか見たことがなく、
“反射シートを使う程狭い場所”での測量とは、
実際どのような場所でされているのですか?
プリズムを狙い撃つロックオンです。
今回のケースのお話勉強になりました。
これからも、色々な豆知識もお願い致します。
やっと梅雨も明け、これから夏本番です。
体調に気を付けて、夏を乗り切りましょう
ファイトーー!( °ロ°)乂(°ロ° )イッパーーツ!!
大分知識が拡がって来ましたね。是からも頑張って続けて下さい陰ながら応援しています。
やはり精密機械。
防水とはいえ水濡れは大敵ですね。
クモリや腐食は機械の寿命を縮めるし、
メンテナンスも大変ですしね。
防水性能はJISで決められていて、8段階の等級に区分され数字が大きいほうが性能が良いようです。
ちなみに5WSは等級7(2番目に良い等級)です。
SET310Sは性能の向上と充電等、扱い易くなったのですね。
まだ使ったことがない私としては興味津々です。また、他のメーカーと比べアピールできるポイントがあれば教えて下さい。
コメントを投稿