2008年9月16日火曜日
デジタルレベル(SDL30)
今日はデジタルレベルを紹介します。
レベルを続けて紹介した時には飛ばしてしまっていたのですが、やっとの登場です。
これは普通のスタッフではなく、バーコードスタッフを用いて測定します。
スーパーのレジのバーコードと同じ仕組みなので、バーコードスタッフにピントを合わせればボタンひとつで高さ0.1mm、距離を1cm単位で自動測定します。
ボタン一つで測れる上に高精度なので、精度が必要な時、測定箇所が多い時にはとても便利です。
B21と同じ磁器制動方式のペンジュラム式コンペンセータという自動補正機構が入っています。
比高測定機能、標高測定機能、測設機能など今まで電卓で行っていた計算を本体で行えます。
環境にも柔軟に対応でき、十字線がかろうじて見える薄暗がりでも強烈な直射日光の下でも測定可能ですし、人工光にも対応しているから屋内やトンネル内はもちろん、懐中電灯の光でも測定できます。
さらに光と影のムラ、振動、陽炎などが発生していても大丈夫なタフな機械です。
また個人差による読定誤差がなく、観測者の熟練を必要としません。
スタッフをひっくり返せば天井からの高さも測れます。
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3 件のコメント:
求心望遠鏡が付いていればもっと便利なのになあ。さげ振りだとちょっと時間かかりますよね。
光への対応や自動補正機構等、便利なレベルですね。
調べた所、自動補正範囲は±15′でした。
扱う人の技術に関係なく正確な測量ができるのが良いですね。
今まで測量していた時はB21しかやったことがなかったので、こんなハイテクなレベルがあるなんてビックリしました。
測定可能範囲も80mもあるそうです。
すごいですね。
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