2008年9月12日金曜日

ハンディロガー


今日はハンディロガーを紹介します。
当社にあるものは、株式会社チノーさんのMR-2041です。
これは温度と直流電圧・電流データを収集できます。
4チャンネルあって、4つ同時に表示することも可能です。
専用ソフトを使用して、パソコンで収録データおよび設定条件の読み込み、書き出し、保存ができます。
使用する際は別売りのケーブルが必要です。

用途としては、製造ライン温度管理、電気炉、コンクリート養生、食品流通プロセスの温度履歴管理、輸送温度管理、冷凍・冷蔵庫温度履歴、コンテナ温度履歴などです。
当社から出る際は、コンクリート養生の温度管理に使用することがほとんどのようです。

コンクリート養生とは、コンクリートを練ってから、硬化するまでの間に適当な温度と湿気(水分)を与えて、十分に硬化力を発揮できるようにしたり、コンクリートの強度が十分になるまで過度の衝撃や荷重を与えないようにしたり、また風雨、霜、日光などに対してコンクリートの露出面を保護することをいいます。
普通養生、蒸気養生、オートクレーブ養生などいくつか種類があるようです。

2 件のコメント:

カッチ さんのコメント...

コンクリートの材料は、セメント、骨材、水、混和材、混和剤からできているようですね。それらを配合して、目標とする強度や耐久性のあるコンクリートを作るための温度を確認するために使う機器なのですね。強度は水セメント比で決まり、水とセメントの比率を変えることで、さまざまな強度のコンクリートを作ることができるそうです。

Unknown さんのコメント...

4チャンネル同時表示が出来ますし、収録データ数も1チャンネルあたり10,000データあるそうです。
収録間隔は1秒~24時間の任意に設定できますし、なかなかすごい機械ですね。