2008年8月29日金曜日

動的円すい貫入試験機


今日は動的円すい貫入試験器(土研貫入試験機)の紹介をします。

重さ5kgのおもりを50cmの高さから自由落下させ、コーンを10cm貫入させるのに要する打撃回数により地盤表層部の支持力強度を求める試験機です。
10回の打撃で貫入量が2cm未満の場合、試験を中止し場所を少し移動します。
土木現場の盛土、切土など、CBR試験、平板載荷試験と同様の目的で使用されています。


コーンペネトロメーターは軟弱地盤用でしたが、今回のものは大きさも結構大きいですし、5kgのおもりを引っ張って落とすものなので、とても強いです。
組み立ててみると大きさがよくわかります。
2m半くらいかな?かなり大きいですよね。
隣に人が立つとわかりやすいです。
写真撮影の際、モデルさん協力ありがとうございました!

2008年8月28日木曜日

コーンペネトロメーター



本日2つめ、コーンペネトロメーターを紹介します。

これは主に軟弱地盤の深さや粘着性の測定、地盤断面の状況を把握するのにとても便利です。

先端に円錐型コーンを付けたロッドを人力により、静的に地盤中に押し込んで、各深さごとにおけるその貫入抵抗の変化をブルービングリングによって測定します。
継ぎ足し用のロッドは50cmのものが10本入っているので、最大で5mの測定が可能です。

先端のコーンが石などにあたってしまった場合は、貫入抵抗が急激に大きくなるので、場所を変えて改めて試験を行います。
貫入抵抗が100kg以上になると壊れる恐れがあるので、注意が必要です。

粉塵計



今回は粉塵計を紹介します!
昨日は投稿が間に合わず申し訳ありませんでした。

粉塵計はその名の通り、空気中に舞っている粉塵の質量濃度がどのくらいなのかを調べる機械です。
現場の労働衛生や作業環境を管理するために必要なものです。

当社にあるものはLD-3KとP-5Lという機種で、これらは光散乱方式という方法で測定しています。
光散乱方式とは、空気中に浮遊している粉塵にレーザー光をあてて、光を散乱させてその光の強弱で粉塵の質量濃度を測定している方式のことです。粉塵濃度が倍になれば散乱光量は直線的に比例するので、この特徴を利用しています。

粉塵計で測定するにはK値(質量濃度変換係数)という値が必要となります。
このK値というものは、光散乱方式の粉塵計で求められた測定値(cpm)を質量濃度(mg/m3)に変換する際に使う係数です。
一般的にはmg/m3という質量濃度で評価されますが、光散乱方式の粉塵計は散乱光の強弱を測ってcpmという単位で表現しているので、K値を用いて質量濃度に変換しなければいけません。
K値は現場によって違ってきますが、必ずしもK値の測定が必要なわけではありません。
粒子系がおおむね同一であろうと推測されている一部の業界では、使用条件に制約を持たせながらK値の公示をしていますので、公示されているK値を利用できる測定であればK値測定をすることなくそのK値を使用することができます。
また、cpm単位の評価で十分な場合や、 絶対値としての制度はあまり求めないという場合が多くありますので、そのような場合もK値測定を省略する傾向があります。

光散乱方式の粉塵計は測定時間も短く済みますし、小型で軽量なので測定作業がとても効率的に行えます。

2008年8月26日火曜日

現場密度計



今日は現場密度試験機を紹介します。

当社にあるものは砂置換法を使う装置です。
これは現場で土がどの程度締め固まったか、つまり土の密度を検査するためのものです。

土の体積を精度よく測定することは意外と難しく、体積測定法の違いにより多くの現場密度試験法が提案されています。
砂置換法は、幅広い土質に適用でき、測定精度が比較的高く標準的な試験方法として広く用いられています。

工事現場では一定の土を締め固めた直後に現場密度試験を行って、試験によって求められた密度が基準密度を上回っているかどうか確認します。


簡単に説明すると、まず基準砂と呼ばれる現場密度用の砂を透明なポットの中に入れて重さを計ります。水平にならした地面にベースプレートという真ん中にドーナッツのような穴があいている板をおき、その穴の内側の土を深さ10cm弱程度掘って、掘り出した土の重さを計り、最初に用意した基準砂を穴に入れ、穴に戻りきらなかった砂の重さを計り、注入前と後との差し引きでどれだけの基準砂が入ったかを計算する、という流れで調べます。

基準砂も種類があり、それぞれ密度が違います。

2008年8月25日月曜日

トランシーバー


今日はトランシーバーを紹介します。

トランシーバーがあれば、少し離れた位置にいる相手と連絡を取りながら作業をしたりできますね。
携帯が出てきてトランシーバーの需要はだんだんとなくなって行くのかな?と思いきや、そうでもないのです。
携帯の場合は電波が届かないところだと使えませんし、通話料もかかります。
トランシーバーだと到達距離の範囲内であれば話せますし、通話料もかかりません。
それにチャンネルを合わせておけばボタン一つで話せますから、便利ですね。
ヘッドセットを使用すれば作業をしながら会話することが可能です。

トランシーバーは特定小電力無線というもので、免許や資格、届出を必要としない無線通信の一種です。
通信内容についての制約も設けられていません。


最近では携帯電話にトランシーバーのような機能がついたものもあるようです。
けれど、電波の有効利用の面や収益面からも、トランシーバー機能を付ける事で利益になる事は全く無いので、トランシーバーと同じように使えるようにはならないでしょう。

機器単体での到達距離は見通しで最大200m程度とされていますが、周りに障害物などがなければそれ以上到達する場合もあります。
中継装置の使用が認められていて、これを使えばさらに到達距離を伸ばすことができます。

2008年8月22日金曜日

生コン水分計



今日は生コン水分計(HI-300/HI-300J)を紹介します。
これには専用のプリンターや重さを計るはかりなどがついています。
使用するにはふるい機(TZ-610)も必要です。

現在はだいたいミキサー車で生コンを運んでくるので、生コンの水分量がちゃんと規定値になっているかどうかを調べるためにこの機械を使います。
実際に自分で生コンを練った場合は水分量などの値がわかりますが、違う場所から運ばれてくるものなので、後で強度不足だとわかってどうしようもなくなる前にきちんと調べるべきですよね。
そこで生コンの水分と細骨材の表面水率が測れるこの機械が必要になります。

まずウエットスクリーニングという作業をやるのですが、これは生コンをふるいにかけて大きな粒径の骨材を除去することです。
そうして取れたモルタルを隙間がないようにぎっしりと試料ケースに詰め、表面を平らにします。
そして測定条件などを機械に入れた後、ケースをセットして測定ボタンを押すと数値がでます。


・JR東日本「土木工事標準仕様書」の正式採用測定器(HI-300Jの方です)
・水セメント比、単位水量、平均値などを専用プリンターで印刷することができます
・測定データを126点、記録することができます
・日付と時間を表示し、記録することができます
・電源は電池またはACアダプタの2電源方式です。また、使用環境を考慮し、水濡れに対応する生活防水仕様です
・30分以上キー操作をしないと、自動的に電源が切れます

2008年8月21日木曜日

建築水分計


今日は建築水分計BD-2100を紹介します。

これは吸湿性建築材料(木材/プラスター/コンクリート/石こう)の含水率を調べる機器です。
建築・塗装工事において、水分は最も頻繁に起きる欠陥の原因です。
塗装時に塗膜の後ろが木材を通して吸収されていないことにより、浮いてしまったり、はげてしまったりします。
作業前に建築材料の安全性を確認することがとても重要です。

写真では少し見づらいのですが、左の上に針のようなピンが2本ついていて、それを測りたいものにさしこんで測ります。


[ 測定範囲 ]
木材 : 6~40%
石こう : 0.2~6%
プラスター / コンクリート : 0~100%

屋外の木材は15%以下ならOKで、屋内の木材は7~8%ならOKです。

2008年8月19日火曜日

血圧計



今回は血圧計を紹介します。

まず血圧とは、血圧の圧力によって血管壁が押される力のことで、心臓から送り出される血液の量(心拍出量)と、血管の硬さ(血管抵抗)によって決まります。
心拍出量が大きくなれば血圧は上がり、血管抵抗が小さくなれば、血圧は下がるという関係にあります。

血圧を測定する際には、上と下ふたつの値が記録されます。
いわゆる「上」は、収縮期血圧(最大血圧)、「下」は拡張期血圧(最小血圧)といいます。
心臓は、収縮と拡張を繰り返すポンプのような働きをすることで、血液を送り出しています。心臓が縮んだ時には血液が送り出され、血管に高い圧力がかかります。これが収縮期血圧(最大血圧)です。
反対に、血液を送り出した心臓が拡張して、肺などから血液を吸い込みます。この時に血圧は最も低くなり、これを拡張期血圧(最小血圧)といいます。


健康であっても、加齢によって正常血圧は上昇します。
その他さまざまな要素が関係してきます。

・ 性別 普通、女性は男性よりも5~10mmHg低い
・ 時刻 一般に夜間、睡眠中が最低で、午後は午前よりやや高い
・ 摂食 食後は上昇し、1時間ほどで元に戻る
・ 運動 運動後は一般に上昇する
・ アルコール摂取、喫煙 適度の飲酒は低下させる。喫煙は一般に上昇させる
・ 気温 温暖時は低下し、寒冷時は上昇する
・ 心理的動揺、緊張 感情の動揺、緊張は上昇させる


最近はメタボリックや高血圧などに注目が集まっていますね。
高血圧は自覚症状がほぼないので、「サイレント・キラー」とも呼ばれているらしいです。
なんだかかっこいい呼び名だけれど、自分じゃわからないうちに血管が蝕まれていって様々な病気に繋がっていくとても怖い病気ですね。
自分自身でちゃんとコントロールして健康を保たなければいけませんね。

2008年8月8日金曜日

非破壊検査機(金属、鉄筋探知機)







今日は非破壊検査機の紹介をします。

○ RP-1(鉄筋探知機)
補修のときなどにケーブル管や水道管などを壊さないようにするために鉄筋の位置を調べます。
コンクリート建造物の鉄筋の位置と方向を確実に検知して音で知らせ、そのかぶり厚さも測定します。
かぶり厚さとは、鉄筋コンクリート建造物の鉄筋を覆っているコンクリートの厚みのことです。
鉄筋の位置を音で知らせるラインドスピーカーを内蔵しているので、音の強弱で位置がわかります。
キュイーーンと生き物のようなかわいらしい音がします。
色別メーターの目盛りで、鉄筋の位置、かぶり厚さと電池寿命のチェックができます。


○ PL-960(鉄管・ケーブル探知器)
水道管、ガス管、各種ケーブルを的確にその位置・方向の探知および深度を計測します。
・3周波*1&自然波法*2の搭載
・ 一度送信器の出力をセットすれば、送信器の直下から100m以上におよび受信器側の操作のみで探知可能です
・パイプラインの位置・方向が受信器のパネル表示で簡単にわかります
・受信器に作動アンテナを搭載

*1 : 探知作業の際、そのパイプが持つもっとも効率的な周波数を選択できるように、27kHz、83kHz、334kHzの発信周波数を搭載。
*2 : ラジオ電波がパイプラインに誘電し、磁界を発生させます。この発生した磁界を受信器でキャッチする送信器不要の探知方法です。


○ PROFO METER5(金属探知機)
コンクリート構造物内部の"鉄筋の位置"、"かぶり厚さ"、及び"鉄筋径"を探査・測定することができます。
かぶり厚さの測定は60mm位までは推定可能です。
用途としては、型枠撤去後の配筋状態の確認、構造物の竣工時における配筋状態の確認、二次製品完成検査時の確認、補修・改修時の検査確認などです。



これらは建築系のものだから少し違いますが、金属探知機で財宝探し・・・ロマンですねぇ。

2008年8月7日木曜日

ガス検知器



今日はガス検知器の紹介です。
ガスが発生していたり、たまっていたりしそうな場所に持っていきます。
濃度の濃いガスがたまっていたりすると、大変危険です。
爆発の危険はもちろん、吸ってしまうと死に至る可能性もあります。
そのような事故を回避する為にも、危険な場所へは持っていくようにしましょう。

始業前点検をきちんとやることも重要です。
ただし、穴の中などでやるのではなく、新鮮な空気のある場所でやらなければ意味がないので気を付けましょう。


○ GX-111
これは酸素、可燃性ガス、硫化水素、一酸化炭素を検知し、温度も表示します。
酸素は18%、可燃性ガスは30%、硫化水素は10ppm、一酸化炭素は50ppmで警報が鳴ります。
浮子式ガス採集器でガスを採集して検知しますが、これは8m、20m、30mの長さのものを用意できます。
浮子には一応水用のフィルターがついていますが、機械が水を吸いこんだら最後、壊れてしまいます。
フィルターがついているから完全に防げるというわけではないので、なるべく水には浸さないように気を付けなければいけません。
外部警報器(8m)を付けられるので、離れた場所の人も危険を知ることができます。
電圧も表示されるので、残りの電池残量の確認もできます。
4.7V以下になると警報が鳴って、電池交換を知らせます。
電池満タンで16時間程もつようです。
電源を入れるとすぐに自動校正が始まるので、電源を入れるときは新鮮な空気の場所で入れるようにしなければいけません。


○ GX-2001A
検知できるものはGX-111と同じですが、警報の鳴る数値が違います。
酸素は18%、可燃性ガスは10%LEL、硫化水素は10ppm、一酸化炭素は25ppmでL警報が鳴ります。
酸素25%、可燃性ガス50%LEL、硫化水素30ppm、一酸化炭素50ppmでH警報が鳴ります。
そして、酸素40%、可燃性ガス100%LEL、硫化水素100ppm、一酸化炭素500ppmでOVER警報が鳴ります。
もうここまできてしまったら相当ですね・・・。

かなり小型なので、ベルトにもつけられて便利です。
これの場合は浮子のガス採集器はなく、本体の右にセンサーがついています。
オプションのRP-6ポンプユニットを付ければ少し離れたところも検知できますし、延長ケーブルを使用すれば最大8mまでのばすことが可能です。
電池は充電式のニカド電池で、10時間ほど持ちます。
ポンプユニットは別で単3の電池を1つ使っていて、これは5時間もちます。
最低値と最高値が内部に記録され、見ることができます。

2つの機種とも防爆構造になっていて、機械の中で火花が散ってガスに引火して爆発・・・というようなことにはなりませんので安心です。


有毒なガスでも目には見えないものが多いので、怖いですね。
使用方法を守って、回避できる危険はしっかりと回避しましょう。

2008年8月6日水曜日

鉛直器




今日は鉛直器を紹介します。
鉛直器は垂直方向を出すためのものです。
当社には光学式のものと、レーザーが出るタイプのものがあります。
今時は昔とは違い、レーザー墨出し器があるのであんまり必要はないんじゃないか?と思ったのですが、墨出し器とは用途が違うし、精度も全然違うらしいです。
例えば建物の基本となる柱を立てる時に曲がってたら大変です。
そういうときに柱の横に置いて使います。
あとは煙突や建物の外についてる雨どいの縦の管などを設置する時に使うようです。


○ PD3(光学式/SOKKIA)
覗くタイプの鉛直器です。
上部と下部に望遠鏡があり、接眼部を上下に並べたので少し移動するだけで上下両方向の鉛直が見れます。
上部、下部ともに倍率は20倍です。
20"/2mmの精密気泡管により、正確な縦軸鉛直が得られます。
精度は±2.5mm/100mです。


○ LV1(レーザー/SOKKIA)
レーザーを上下方向に照射するので、地墨を上方階に上げる場合に有効です。
ビームのポインタが小口径で見やすく、位置決めも簡単です。
また、精密ペンジュラム(振り子)は温度変化に強く、エアー式と磁気式を併用した制動装置の働きで、振動の多い場所でも安定したレーザー光が得られます。
自動補正なので、本体を取り付けて気泡管の気泡をほぼ中央に入れるだけで、自動的に鉛直方向を検出してくれます。
自動補正範囲を越えて傾いたときは、警告LEDと上下のビームが点滅して知らせます。
一応防水ですが、なるべく気をつけて扱うようにし、雨の中で使用した場合はきちんと水滴をふき取るようにしましょう!
精度は上方向±2.5mm/100m、下方向±1.5mm/5mです。


○ ZL(レーザー/Leica)
製造中止になっているので少し珍しいものですが、今のところこれが一番高精度です。
精度は±0.5mm/100mです。
レーザーアイピースDL2を使用します。
ZLも自動補正付きで、またポイントが小さくとても見やすいです。
古いけど、とってもいい機械です!
ちなみに着脱式です。

2008年8月5日火曜日

酸素測定器(OX-87A)



今日は酸素測定器を紹介します。
これはマンホールやタンクなどに侵入する前に下の酸素濃度を測って安全かどうかを確かめたり、奥の方へ進んでいくと気付かないうちに酸素が薄くなっていたりするので、酸素濃度が安全な数値であることを確認する為に持っていきます。

一般の空気中の酸素濃度は約21%で、人の吐き出す息は約16%です。
人間は呼吸をして肺でガス交換をしますが、人間の出すガスと空気中の21%の酸素が濃度勾配に従って交換されるので、一回でも酸素濃度16%以下の空気を吸うと酸素が逆に濃度勾配に従って引っ張り出され、奪われてしまいます。
さらに血中酸素が低下すると、反射的に呼吸が起こり、呼吸をするとさらに血中酸素が空気中に引っ張り出されるという悪循環が起こります。
無酸素の空気を吸うと、たった一回の呼吸で意識不明になる可能性があり、大変危険です。
その際、水の中にうつぶせに倒れると溺死する危険性"大"です!
一瞬で意識を失わなかったとしても、短時間で意識不明の状態に至りやすいため気付いてからでは遅く、更には運動機能も低下するので、自力での脱出は困難となります。
酸素が欠乏している空気かどうかは臭いや色などでは全く判別できず、初期症状も眠気や軽い目眩として感じる程度なので、酸素の濃度が低いことに全く気付けずに奥まで入って、人が倒れているのを見てあわてて救助しようとした救助者も昏倒したりします。
酸欠による筋力低下によって、出入りにハシゴなどを使用する場合は転落する危険もあり、これらによって死亡の危険はかなり高く、労働災害などで酸欠による死亡者数が多い要因になっています。


[ 酸欠症状 ]
16% : 呼吸脈拍増、頭痛悪心、吐き気、集中力の低下
12% : 筋力低下、目眩、吐き気、体温上昇
10% : 顔面蒼白、意識不明、嘔吐、チアノーゼ
8%  : 昏睡(8分で死亡)
6%  : けいれん、呼吸停止


[ 気を付ける場所 ]
・ マンホール、タンク(微生物が酸素を消費するため)
・ 製薬、化学工場、製鉄工場
・ 下水処理施設、地下ピット等
・ 野菜貯蔵庫(暗室では光合成による酸素消費より呼吸による酸素消費の方が大きいので)
・ 屑鉄倉庫(鉄が酸化して酸化鉄になるため)


酸素濃度が18%を切るとブザーが鳴って知らせます。
電池の容量がなくなってもブザーが鳴るので、「いつの間にか電池が切れてた!」ということはないです。
5mの延長コードも付けられるので、マンホールやタンクの中を侵入前に調べられます。
作業前に酸素濃度が下がっていない普通の空気の場所で、キャリブレーション(校正)する必要があります。
一般的な空気の酸素濃度の21で合わせて、基準となる数値を決めなければいけません。


満員電車の酸素濃度、一回測ってみたいです。


☆表示板にアフロと犬小屋の写真を追加しました
表示板くらい大きくなると、騒音計用のぽんぽんもこんなに大きくなります。
犬小屋は中に振動計のピックアップを入れて使います。

2008年8月4日月曜日

表示板





今回は表示板を紹介します。
これは中に騒音計と振動計が入っていて、その数値が大きく表示されているものです。
値を設定して、その値を超えると赤色灯が回って知らせます。
野外設置可能です。

現場での作業の目安にとても便利ですね。
データはメモリーカードに記録できます。