2008年8月21日木曜日
建築水分計
今日は建築水分計BD-2100を紹介します。
これは吸湿性建築材料(木材/プラスター/コンクリート/石こう)の含水率を調べる機器です。
建築・塗装工事において、水分は最も頻繁に起きる欠陥の原因です。
塗装時に塗膜の後ろが木材を通して吸収されていないことにより、浮いてしまったり、はげてしまったりします。
作業前に建築材料の安全性を確認することがとても重要です。
写真では少し見づらいのですが、左の上に針のようなピンが2本ついていて、それを測りたいものにさしこんで測ります。
[ 測定範囲 ]
木材 : 6~40%
石こう : 0.2~6%
プラスター / コンクリート : 0~100%
屋外の木材は15%以下ならOKで、屋内の木材は7~8%ならOKです。
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3 件のコメント:
建築材料の状態を確認してから作業を進めていく為の計測器なのですね。
また、「BD-2100」は50回の測定値の記録と平均値の表示ができるのですね。
測定方法も機種によって電気抵抗式や高周波非破壊式等ありましたが、電気抵抗式が多いのですね。
本体を木材製品及び各種建材の表面に置くだけで測定が可能な物もありますね。
そんなことで簡単に測れてしまうのがすごいと思わず思ってしまいます。
土壁や珪藻土を塗る場合は、プラスターボードが水分の吸い込みが丁度いいらしくお勧めです。
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