2008年8月19日火曜日
血圧計
今回は血圧計を紹介します。
まず血圧とは、血圧の圧力によって血管壁が押される力のことで、心臓から送り出される血液の量(心拍出量)と、血管の硬さ(血管抵抗)によって決まります。
心拍出量が大きくなれば血圧は上がり、血管抵抗が小さくなれば、血圧は下がるという関係にあります。
血圧を測定する際には、上と下ふたつの値が記録されます。
いわゆる「上」は、収縮期血圧(最大血圧)、「下」は拡張期血圧(最小血圧)といいます。
心臓は、収縮と拡張を繰り返すポンプのような働きをすることで、血液を送り出しています。心臓が縮んだ時には血液が送り出され、血管に高い圧力がかかります。これが収縮期血圧(最大血圧)です。
反対に、血液を送り出した心臓が拡張して、肺などから血液を吸い込みます。この時に血圧は最も低くなり、これを拡張期血圧(最小血圧)といいます。
健康であっても、加齢によって正常血圧は上昇します。
その他さまざまな要素が関係してきます。
・ 性別 普通、女性は男性よりも5~10mmHg低い
・ 時刻 一般に夜間、睡眠中が最低で、午後は午前よりやや高い
・ 摂食 食後は上昇し、1時間ほどで元に戻る
・ 運動 運動後は一般に上昇する
・ アルコール摂取、喫煙 適度の飲酒は低下させる。喫煙は一般に上昇させる
・ 気温 温暖時は低下し、寒冷時は上昇する
・ 心理的動揺、緊張 感情の動揺、緊張は上昇させる
最近はメタボリックや高血圧などに注目が集まっていますね。
高血圧は自覚症状がほぼないので、「サイレント・キラー」とも呼ばれているらしいです。
なんだかかっこいい呼び名だけれど、自分じゃわからないうちに血管が蝕まれていって様々な病気に繋がっていくとても怖い病気ですね。
自分自身でちゃんとコントロールして健康を保たなければいけませんね。
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6 件のコメント:
高血圧には仮面高血圧(隠れ高血圧)と呼ばれるものがあるそうです。
仮面高血圧は医者の前や朝だと正常なのに職場などだと高血圧になるそうです。
職場でも血圧を計れるようにしておくとよいですね。
普段生活していると、なかなか血圧などは計らないですからね。
知らないうちに体が蝕まれていたら恐ろしいです。
この機械は一家に一台必要ですね。
現場では作業開始前に健康状態を確認することも大事ですね。
最近では指にはさんで計るものなど、ポータブルなものもあるみたいです。かなりコンパクトです。
血圧計の設置場所が振動の多い所、不安定な所等の場合、測定結果に異常が見られる事がよくあります。
設置場所は環境の整った場所へ。
また、緊張等でも血圧値は変化しますので、
測定前は深呼吸を2、3回してから測定する事をお勧めします(1回の深呼吸で値が10以上変った人も多々多々いらっしゃいます)。
現場で血圧計を使用するのは安全で健康な状態であるか確認するために必要なのでしょうか。
そうだとしたらとても大切な商品ですね。
血圧について漠然と上と下があるのは知っていましたが詳細を読み勉強になりました。
血圧計は種類も多種あり、指で測定するものもあるが、正しい値を計測したいならば心臓に近い部分で測定するに越したことはないそうです。
紹介している血圧計は心臓に近いモノなので良いですね。
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