本日にて、2008年の営業を終了させていただきます。
今年皆様にお大変世話になった事御礼申し上げます、ありがとうございました。
また来年も宜しくお願い致します。
2009年、年明けは1月5日より通常営業とさせて頂きます。
2008年12月22日月曜日
漏水探知機
漏水探知機を紹介します。
これは路面音聴というタイプの調査方法の時に使用する機械です。
・水道管が埋設されている地上面に対して、調査機器をあてがい、漏水箇所から地上へ到達する「漏水音」について調査員の聴覚により判定します。
・漏水音
漏水に伴い物質間の摩擦等から派生する可聴音を意味します。
ピンポールから漏水している「サッサー・・」という耳の遠くなる様な音、大口径管なら「ドー」と路面全体に広がりすぎる音など多様で、その他に流水音・水勢音・衝撃音等があります(100~2000Hz程度)
・最大感度点
漏水音が最も高く検出された位置を意味します。
土中において障害がなければ最大感度点を漏水位置直上と判断出来ますが、実際の現場では、干渉要因を分析しながら精細な判断のもと漏水位置を求めます。
交通量の多い道路沿いの家や電車の通っている近くの家、あとは工場など機械が稼働していると音が拾えないようです。
漏水箇所を特定するにはある程度の経験を積まなければいけないんでしょうね。
とっても難しそうです。
ノギス
今回はノギスを紹介します。
ノギスとは長さを測定する道具の一種なのですが、従来は機械的に測定するノギスが使用されていましたが、現在ではデジタルのものが主流です。
ノギスは英語ではVernier Callipers(バーニヤ カリパス)といいます。
バーニヤとは「副尺」の意味で、カリパスとはコンパス型の計測器のことをいいます。
バーニヤはフランス人のP.Vernier(ピエール・ヴェルニエ)によって1631年に発明され、発明者の名を取って「バーニヤ」と名付けられたという説があります。
これがドイツに渡り、ドイツ語のNonius(ノニス=ドイツ語の副尺)となり、その後ドイツから日本に輸入されたため、「ノニス」と呼ぶようになり、言いにくさから訛って「ノギス」となったようです。
バーニヤの細かい目盛と、スケール(本尺)の荒い目盛を組み合わせ、その目盛の差でノギスは小さな数値を読み取ることができます。
これをバーニヤ読みと言います。
デジタル式のノギスの場合は数字で表示されるので、いちいちバーニヤ読みで読まなくてもすぐにわかってしまうのでとっても便利ですね。
2008年12月19日金曜日
コンクリート強度試験用供試体型枠
2008年12月15日月曜日
放射温度計
今回は放射温度計を紹介します。
この温度計は物体が放射している赤外線(放射エネルギー)を測定することによって温度を測ります。
手のひらをほおに近づけると温かく感じますが、これは人間の手のひらから出ている赤外線を皮膚が感知しているためです。
測定が高速に行えることと、非接触で測定可能な点が特徴です。
通常、熱伝導方式の温度計の場合は、測定対象と温度計とが同じ温度になる必要があるのですが、放射温度計の場合は物体から放射される赤外線や可視強度を測定して物体の温度を測定するので、測定が短時間で行えます。
測定原理としては、まず光をレンズで集め、レンズの奥にあるディテクタという高感度素子上に焦点を結びます。
このエネルギーは増幅された後、内部回路に伝えられ、温度値に換算後出力されます。
ですが、やはり精度の面では接触型の温度計の方がいいようですね。
2008年12月12日金曜日
2008年12月11日木曜日
2008年12月9日火曜日
クラックスケール
クラックスケールを紹介します。
壁などにできたコンクリートクラック寸法を計測するものです。
・0.2mm未満 特に支障が生じないレベル
・0.2mm 漏水を許せない箇所の許容レベル
・0.3mm以上 一般部で何らかの対応が必要なレベル
・0.5mm以上 構造的な支障が出るレベル
クラックスケールをクラックにあわせて幅を確認します。
だいたいクラックスケールと併用して、クラックテスターと呼ばれるもので深さも測るようです。
・ クラックテスターの使用方法
ワイヤー部分をホルダーに入れて、クラックにワイヤーを差し込んで止まった時点でネジを締めてワイヤーを固定させます。
そのワイヤーをクラックスケールにあてて深さを測ります。
pH計
今回はpH計を紹介します。
まず、pHとは水素イオン指数又は、水素イオン濃度指数を表わす記号のことです。
何の略かというと、「potential Hydrogen」、「power of Hydrogen」、あとラテン語の「pounds Hydrogenii」という3種類のものがあるらしいのですが、一般的には「potential Hydrogen」のようです。
pH=7の場合は中性で、pHが小さくなればなるほど酸性が強く、大きくなればなるほどアルカリ性が強いです。
【水質基準で定められている値】
・水道水質基準 5.8~8.5
・快適水質項目 目標値7.5程度
・水質環境基準 河川/6.5~8.5、湖沼/6.5~8.5、海域/7.8~8.3
・排水基準(水質汚濁防止法) 海域以外/5.8~8.6、海域/5.0~9.0
・下水道への排除基準(下水道法) 5.0~9.0
【測定対象物】
①上下水道施設 上下下水処理場、工場排水、河川、海などの水質測定
②分析化学 中和滴定時
③医学関係 血液などの体液測定
④農業関係 土壌分析、果実の酸度測定
⑤発酵分野(食品関係) 醤油、味噌、製薬など、発酵生産物の効率的な収量増大の条件把握。
理科の実験で使ったリトマス紙を思い出しますね。
2008年11月28日金曜日
2008年11月18日火曜日
透視度計
今日は透視度計を紹介します。
透視度計は液体の透視度(透き通りの度合)を見るものです。
使い方は、透視度計に濁水を入れて、上からのぞきながら下方のピンチコックを開き、少しずつ水を抜いていって、底の2重十字が見えた時の水の高さ(cm)が透視度になります。
水が濁っている程、透視度は小さくなります。
透視度は透視度計さえあればどこでも短時間のうちに測定できるという利点がありますが、測定範囲が狭く、人によって誤差が大きくなるという短所があります。
湖沼では、濁りの観測に透明度板というものを利用するのですが、河川や浅い水域では透明度板が使用できない為、水の濁りの度合を透視度計によって測定します。
目盛の見方、理科の授業を思い出しますね。
テストに出た覚えがあります。
2008年11月11日火曜日
探検棒
2008年10月10日金曜日
2008年9月30日火曜日
コンクリート・モルタル水分計
今日はコンクリート・モルタル水分計(HI-520)を紹介します。
人工軽量骨材コンクリート、石膏ボード、モルタル、コンクリート、ALCなどの水分を測れます。
本体と検出部を一体化したハンディタイプの高周波水分計で、測定物に押しあてるだけで水分をデジタル表示し、アラーム機能やホールド機能、自動温度補正機能も備わっています。
コンクリート建材製造業、防水工事業、塗装業などの建設・土木業界での水分管理用機器として広く利用されています。
これは高周波容量式の水分計で、モルタル、コンクリートの水分による誘電率(高周波容量)の変化を検出して水分を測定します。
各種材料の誘電率は、空気を1とした場合に10以下です。
一方水の誘電率は80で各材料のそれに比べて大変大きな値です。
したがって、各種材料に水分を含むと、見掛け上の誘電率が増加します。
そこで、あらかじめ水分と誘電率の関係を求めておけば、誘電率を測定することによって水分を知ることができます。
この原理を応用して、水分値を直接デジタル表示させています。
実際には、誘電率に代わる高周波容量変化をとらえ、これを周波数に変換して水分を表示させています。
○o. 測れる水分量 .o○
人工軽量骨材コンクリート ・・・ 0 ~ 23%
石膏ボード ・・・ 0 ~ 50%
モルタル ・・・ 0 ~ 15%
コンクリート ・・・ 0 ~ 12%
ALC ・・・ 0 ~ 100%
測れる厚さは10~40mm(4cm)で、温度は自動だと0~40℃、手動だと0~70℃です。
D.MODEを使えばこの5種類以外の特殊な材料の水分測定もできるようです。
2008年9月29日月曜日
ダイアゴナルアイピース
今日はアイピースを紹介します。
ちらちらと登場してはいたのですが、今回はまとめて紹介します。
アイピースといっても、機械によって少しずつ違っていたりして、様々な種類のものがあるんですね。
左の端のものが一番古いタイプです。
DE4といって、TM20Aという光学式の機械につけるものです。
その隣の2つがDE10で、TM20ESとTM20HS用です。
これはマイクロメーター用と望遠鏡用の2つのアイピースがあります。
この2種類はなかなか見る機会がないのではないでしょうか?
一番大きいのがレベル用のアイピースです。
あとはおなじみな形のものですね。
真上や真下を見るときや、機械の後ろに回れない狭い場所での測量時にとても便利です。
2008年9月25日木曜日
プリズム
プリズムはトータルステーションの回でも紹介しましたが、いろんな種類があるのでまとめて紹介します。
まず一番上の写真が3素子のプリズムです。
これは1素子のプリズムが三個ついているもので、とても強いです。
計る機械にもよりますが、だいたい1.3m~5km、天候が良ければ6kmくらいまで測れるようです。
5、6kmも先においたプリズムって目で位置の確認ってできるのでしょうか?
その下の写真が1素子のプリズムです。
これは1.3km~4km、天候が良ければ5kmくらい測れるようです。
3素子よりも測れる距離が1km程短いんですね。
測高スライドポールは頭に1素子のプリズムがついているのですが、普通の1素子のプリズムよりも機動力に優れています。
普通のものは三脚で設置をするのですが、これはスタンドなので移動させて設置しなおすのも楽です。
気泡管も付いているので、きちんと水平も出せます。
これらのプリズムにはプリズムスペーサーというプリズム定数を変えるものがついていて、それによってプリズム定数を0にしています。
ちなみに0のプリズムスペーサーを付けないと、プリズム定数は-40mmです。
最後の写真がおなじみのPQ15と四角い方がOR1PAです。
PQ15はポールに取り付けて、スライドさせて使用できるのでとても便利です。
OR1PAはプリズム本体に棒をねじ込んで使用するので、長さを変えたいときには大小ある棒の組み合わせで変えなければいけません。
あとプリズム定数が-30mmということにも注意です。
2008年9月24日水曜日
平板測量器
今日は平板測量器を紹介します。
これは現場で実際に測量しながら現場の状況を図上にその場で写し取ることができる便利な測量道具です。
慣れれば作業もスピーディーに行え、書いた図面にもいろいろな情報を書き添えることができてとても便利です。
また図面を測板上にセットし、図上の位置を現場に設定することもできます。
測量の現場ではもちろんのこと、建築・建設現場、その他いろいろな調査業務などに使用されています。
現場の図面を簡単に作成できますが、熟練すれば精度良く正確に作成することも可能です。
用途としては、地形図作成、平面図作成、各種現況調査、遺跡調査、日影図作成、アンテナ設置やソーラーパネル設置などで利用されています。
最近では地形図測量には空中写真測量が広く用いられていますが、現在でも写真では判読できない細部の測量や確認などは平板測量で補っています。
2008年9月22日月曜日
MONMOS(NET2000/NET2B)
今日はMONMOSを紹介します。
Mono Mobile 3D Stationの略でMONMOSのようです。
これは大型構造物の寸法形状計測をする機械です。
船舶や橋梁、ダムやトンネルなどで使用されます。
トータルステーションとはまた違ったもので、3Dステーションというものです。
三次元座標系が採用されていて、三次元の座標で測定します。
絶対座標系の考え方とは根本的に異なるソキア独自の座標設定方式を採用していて、測定に当たって特別な準備は必要なく、測点を観測しやすい場所に機械を自由に設置し、測点に反射ターゲットを貼り、任意の2点を測定するだけで三次元座標系が設定されます。
このため基線や基準点は一切必要ありません。
また構造物を一箇所から測定できない場合でも機械を移動して、移動前に測定した2点を測定するだけで元の座標系が再現され、同一座標系内で構造物全体の測定が行えます。
ガラス製のプリズムではなく、反射シートのターゲットを使用するので使い捨てでき便利です。
使用例をあげると、船舶、航空機、鉄道車両、自動車の製造・修理、トンネル工事(NATM工法)における内空変位、天端沈下測定、鉄骨部材の製造管理、橋梁・鉄塔・高層ビルなど鉄骨建造物の建方管理や変位測定などなどです。
2008年9月19日金曜日
レベル/トランアーム、短脚(ミニ三脚)
2008年9月18日木曜日
OM5
2008年9月17日水曜日
照度計
今日は照度計を紹介します。
当社にあるものはAHLT-100なのですが、これは多機能環境測定器というもので、これ1台に風速温度計、温湿度計、熱電対温度計、照度計の4機能がついています。
けれど風速は測れない状態なので、照度計としてのみ使用していただくようお願いいたします。
風速や温湿度をきちんと測りたい場合は、それ専用の機器を使用しましょう!
照度とは照明によって照らされた場所の明るさのことをいいます。
照明によって視作業を容易にして作業効率の向上、作業安全の確保をすることはとても重要です。
照度が高いほど視力がよくなり物が見やすくなって作業能率も上がります。
暗い所で作業を続けていたら、作業がしにくかったり視力が下がってしまったりするので、照度を管理することはとても重要ですね。
照度の単位は" lx "と書いて"ルクス"と読みます。
2008年9月16日火曜日
デジタルレベル(SDL30)
今日はデジタルレベルを紹介します。
レベルを続けて紹介した時には飛ばしてしまっていたのですが、やっとの登場です。
これは普通のスタッフではなく、バーコードスタッフを用いて測定します。
スーパーのレジのバーコードと同じ仕組みなので、バーコードスタッフにピントを合わせればボタンひとつで高さ0.1mm、距離を1cm単位で自動測定します。
ボタン一つで測れる上に高精度なので、精度が必要な時、測定箇所が多い時にはとても便利です。
B21と同じ磁器制動方式のペンジュラム式コンペンセータという自動補正機構が入っています。
比高測定機能、標高測定機能、測設機能など今まで電卓で行っていた計算を本体で行えます。
環境にも柔軟に対応でき、十字線がかろうじて見える薄暗がりでも強烈な直射日光の下でも測定可能ですし、人工光にも対応しているから屋内やトンネル内はもちろん、懐中電灯の光でも測定できます。
さらに光と影のムラ、振動、陽炎などが発生していても大丈夫なタフな機械です。
また個人差による読定誤差がなく、観測者の熟練を必要としません。
スタッフをひっくり返せば天井からの高さも測れます。
2008年9月12日金曜日
ハンディロガー
今日はハンディロガーを紹介します。
当社にあるものは、株式会社チノーさんのMR-2041です。
これは温度と直流電圧・電流データを収集できます。
4チャンネルあって、4つ同時に表示することも可能です。
専用ソフトを使用して、パソコンで収録データおよび設定条件の読み込み、書き出し、保存ができます。
使用する際は別売りのケーブルが必要です。
用途としては、製造ライン温度管理、電気炉、コンクリート養生、食品流通プロセスの温度履歴管理、輸送温度管理、冷凍・冷蔵庫温度履歴、コンテナ温度履歴などです。
当社から出る際は、コンクリート養生の温度管理に使用することがほとんどのようです。
コンクリート養生とは、コンクリートを練ってから、硬化するまでの間に適当な温度と湿気(水分)を与えて、十分に硬化力を発揮できるようにしたり、コンクリートの強度が十分になるまで過度の衝撃や荷重を与えないようにしたり、また風雨、霜、日光などに対してコンクリートの露出面を保護することをいいます。
普通養生、蒸気養生、オートクレーブ養生などいくつか種類があるようです。
2008年9月11日木曜日
プラニメーター
今日はプラニメーターを紹介します。
これは紙に描かれた図形をなぞり、その面積を計測する装置です。
例えば地図などをなぞってその面積を測定します。
面積はもともと長さで囲まれてできているもので、面積を測定するために、任意に座標を設定し、任意の点からプラニメーターを出発させて外周を一回りさせると自動的に機械内部のマイコンが計算をして面積が表示されるようになっています。
一応線の長さを計るものはキルビメーターというものですが、プラニメーターでも測れるようです。
けれどキルビメーターの方がきっと精度の面などでも強いのでしょうね。
用途
・建築土木設計
・土地改良計画
・森林面積
・機械設計
・船舶設計
・データ解析
・建築・インテリアデザイン
・医療研究(例:レントゲン写真の測定など)
・農業研究(例:たばこの葉などの葉面積から収穫量を予測など)
2008年9月10日水曜日
送風機形(電動)ホースマスク
今日はホースマスクを紹介します。
マスクにつながっているホースを通して、送風機から外の空気が送られてくるものです。
これは工場、鉱山などの事業場、火災現場、船舶、石綿除去作業(アスベスト)などにおいて、酸素欠乏空気、粒子状物質、有毒ガス、蒸気などを吸入することによって人体に有害になる恐れがあるときに使用する呼吸用保護具です。
当社から貸し出す際の主な用途としては、現場で人が倒れて救助に行く際に使用するようです。
送風機を置く場所にも注意が必要です。
酸素濃度が18%以上の場所、有毒ガスや可燃性ガスがない場所、有害な粉塵がない場所に置かなくてはいけません。
送風機を一緒に持って入ったりは絶対にしないでください。
使用中は外に置いてある送風機の電源が切られないように、使用しているとわかるようにしておいた方がいいです。
ホースを取り付ける箇所が4ヶ所あるので、4人まで同時使用可能です。
ダースベイダーもすごいマスクを付けていますが、有毒ガスが充満しているところでも大丈夫なんでしょうかね?
2008年9月9日火曜日
レサシアン
今日はレサシアン(Resusci Anne)を紹介します。
これは心肺蘇生法の訓練用の人形です。
人工呼吸と心臓マッサージの練習ができます。
最近では自動車学校の教習などでも心肺蘇生法を実際に練習する時間がありますね。
私は2年くらい前に免許を取ったのですが、その時に人形を使って心肺蘇生法の講習を受けました。
その時にAEDも見せてもらいました!
AEDは心臓に電気ショックを与える装置です。
最近では駅などにも設置してありますよね。
でもしっかりと使い方を知ってる人が使わないととっても危ないものですよね。
そのうち自動車学校でAEDの講習もやり始めるかもしれないと言っていました。
話はレサシアンに戻りますが、あとは高校の授業でも体育館に人形を何体も並べてやりました。
息を吹き込みすぎたり、胸部を強く押しすぎるとランプが赤く光ってしまい、先生にそれじゃあ肋骨折れてるよなどと言われている子がいたり、なかなか楽しい時間でした。
けれど、こういう講習を受けたとしても実際にその現場に居合わせた時にできるかと言ったら、ちょっと怖くてできないと思います・・・。
もしちゃんと心臓が動いていたら、心臓マッサージをしても不整脈になって危険ですし、位置や加減を間違えると肋骨が折れてしまうこともあります。
でも、呼吸が止まってから4~6分が勝負ですし、もしかしたら助かる命かもしれないのだから勇気を振り絞ってやるべきですよね!
やったことがない方も、レサシアンで心肺蘇生法の練習をしてみてはいかがでしょうか?
消防局などでも実施しているところがあるようです。
2008年9月8日月曜日
マッドバランス
今日はマッドバランスを紹介します。
これは泥水比重を測定する機器です。
重りの調整によって簡単に測定ができる為、多く使われています。
< 使い方 >
① 測定する泥水試料をカップ内に一杯入れる。
② 蓋をのせ静かに回しながら完全にカップと密着させる。その場合、少量の泥水が蓋の上に開けてある小孔からあふれでる。
③ 蓋の上の小孔を指でおさえておいて、カップの外側やアームについている泥水をきれいに洗いとる。
④ ナイフエッジを静かに支持台の支点上にのせカップとアームがバランスするまで水準器を見ながらライダーを動かす。
⑤ バランスしたところでライダーの左側における比部を読む。比重は小数点以下2桁で表わす。
マッドバランスはどういうことをしている現場で使用するのでしょうか?
2008年9月5日金曜日
ファイバースコープ
今日はファイバースコープを紹介します。
当社にあるものはLIGHT SCOPE MSPI-2000Ⅲというものです。
ファイバースコープといえば内視鏡を想像してしまいますが、これは狭い空洞や奥深い中空スペース内部、例えば下水管や水道管、排水管などの検査・視察に使用するものです。
被写体からの距離は無限大から10mmまで焦点調整が可能です。
ケーブルは防水タイプなのですが、接眼部は非防水なので水分には気を付けるようにしましょう!
この製品には任意の曲げ状態を保てるインターロックタイプと、管の中などに柔らかく挿入できるフレキシブルタイプの2種類のタイプがありますが、当社にあるものは曲げた状態を保てるインターロックタイプです。
無理に曲げたりねじったり引っ張ったり、限度曲げ半径(R100mm)より小さく曲げてしまうと光ファイバが破損してしまう恐れがあるので注意が必要です。
先端にライトが付いているので、暗い管の中なども見ることができます。
画素数は3500画素です。
デジタルカメラアダプターを使用すれば、カメラを使って撮影が可能です。
これを使って普段は見れないようなところを見てみたいですね!
2008年9月4日木曜日
DISTO
今日はレーザー距離計を紹介します。
これは片手で持って扱えるくらいの大きさで、レーザーを用いて距離を簡単に測ることができます。
測定目標位置にはレーザーポイントが出るので、誰でも簡単に使用することができます。
測定精度は±2mmなので、精度もいいですし、メジャー代わりに使うと便利です。
しかし、レーザーを使用しているので目標が黒い場合や鏡など反射してしまうものの場合はエラーになってしまったり、値が出たとしても正確な値が出ていなかったりするので、そういうものは避けた方がいいです。
メジャーだと2人必要な作業でもDISTOなら1人で行えますし、人の行けない危険な場所やスペースのない場所の測定も安全に行えます。
ターゲットプレートを使用しないで最大100mの長距離測定が可能です。
しかし、100mも先だとレーザーポインタを目で確認することができないので、ここで役立つのが内蔵ファインダーです。
内蔵ファインダーという望遠鏡のようなものがついているので、それを覗けば目標ポイントをしっかりと決めることができます。
手軽に簡単に距離を測れるということが一番のポイントですね!
2008年9月3日水曜日
濁度計
今日はポータブル濁度計(TB-25A)を紹介します。
濁度とは水の濁りの程度を示すもので、精製水1L中に標準物質(カオリンまたはホルマジン)1mgを含む場合と同程度の濁りを濁度1度(または1mg/L)としています。
ダムやプール、工場排水、河川、水処理場などで使用されます。
これは濁度と温度の同時測定可能で、校正も純水の中に入れてワンタッチでできるので扱いも簡単です。
90度散乱光測定方式で測定していて、接光部に濁度物質を含む検水が存在すると、濁度に比例した散乱光が発生するので、この散乱光を測定することで特に低濃度の濁度を感度良く測定することができます。しかし、黒色の強い濁りは光が反射しずらい為、濁度値が低く出る傾向があります。
2008年9月2日火曜日
熱中症指標計/おんどとり
今日は熱中症指標計とおんどとりの2つを紹介します。
まずは熱中症指標計です。
熱中症はここ数年でよく注目されるようになりましたね。
外で運動をしていたり、外の現場で作業をしていたりする方はもちろん注意が必要なのですが、家の中にいても熱中症になってしまうこともあるようです。
暑い日にはあまり無理なことはせず、ただの水ではなく、塩分が含まれているスポーツドリンクなどを飲むようにしましょう。
熱中症指標計は暑熱環境指標を素早く簡単に知ることができます。
WBGTという値と、気温、相対湿度、黒球温度が表示されます。
(WBGTは温度・湿度・熱の輻射を含んだトータルな指標のことです)
これらの数値を指標として、熱中症を予防しましょう!
次は温湿度データロガーおんどとりです。
これはかわいい名前の通り、温度と湿度を測るものです。
温湿度管理にはとても便利です!
USBでパソコンと接続し、専用のソフトウェアを用いてデータのグラフ化、表作成、ファイル化や印刷の処理が簡単に行えます。
2008年9月1日月曜日
スウェーデン貫入試験機
今日はスウェーデン貫入試験機の紹介をします。
アースダムや、路盤の安定処理現場における締め固め作業の管理、戸建住宅や小規模構造物の支持力特製を把握する調査として広く使用されています。
この試験機を使用した調査の主な目的は、軟弱地盤を探すことです。
スウェーデン国鉄で使用されて広まっていったようです。
重りは10kg × 2、25kg × 3 の合計95kgで、測れる深さは10mまでです。
測定方法は、先端に円錐形のスクリューポイントを取り付けたロッド(鉄棒)を地面に突き立て、ロッドに約100キロまで段階的に重りを足していって、ロッドの貫入する様子を測定します。
小さい荷重でロッドが下がっていけば、それだけ地盤が軟らかいということがわかります。
貫入が止まったら、今度はロッドの上部にハンドルを取り付け、2人で向かい合ってハンドル回転させます。
ハンドルを回転させることで、ロッドがキリのように土に貫入していくわけですが、このとき25センチ貫入するのに何回転したかを測ります。
回転数が少ないようなら、それだけ弱い地盤だといえます。
非常に硬い地盤や、その他の原因で貫入不能とならないかぎり、深さ10メートルまで測ることができます。
住宅の基礎地盤として最も重要な深さ3メートル程度までの非常に柔らかい地層については、ボーリング調査よりもきめ細かいデータが採取できます。
先端のスクリューポイントはイッカクというクジラの角のようにねじれていて、とても鋭いです。扱う際は足に落とさないよう、注意が必要です。
2008年8月29日金曜日
動的円すい貫入試験機
今日は動的円すい貫入試験器(土研貫入試験機)の紹介をします。
重さ5kgのおもりを50cmの高さから自由落下させ、コーンを10cm貫入させるのに要する打撃回数により地盤表層部の支持力強度を求める試験機です。
10回の打撃で貫入量が2cm未満の場合、試験を中止し場所を少し移動します。
土木現場の盛土、切土など、CBR試験、平板載荷試験と同様の目的で使用されています。
コーンペネトロメーターは軟弱地盤用でしたが、今回のものは大きさも結構大きいですし、5kgのおもりを引っ張って落とすものなので、とても強いです。
組み立ててみると大きさがよくわかります。
2m半くらいかな?かなり大きいですよね。
隣に人が立つとわかりやすいです。
写真撮影の際、モデルさん協力ありがとうございました!
2008年8月28日木曜日
コーンペネトロメーター
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